2006年度予算編成に対する申入れについて
本日午後、知事に対し「2006年度予算編成に対する申入れ」を「別冊」をもとに行ないました。 - アスベスト、JR事故など、県民の命をおびやかす重大問題への対応
県民の不安に真にこたえる県政になるための対策の強化について、具体的な項目を申入れ。アスベストでは、建物解体の規制強化や被害者救済の強化。JR脱線事故では、JR西日本に遺族の声にたいする真摯な対応を求めている。 - 小泉政府の庶民負担増の悪政から、県民を守る県政を提言
総選挙後、公約違反の増税路線や医療改悪の流れが強まっているなかで、住民の福祉を守る兵庫県政が、ますます切実に求められている。そんななか、知事選挙でも問われた「弱い立場」の人への福祉医療をはじめとする県民への暮らし・福祉・教育に対する手厚い支援を要望している。 - 井戸県政の問題点を指摘し、積極的・具体的な提案
無駄な大型開発の削減・転換を求めるとともに、県民が主人公の県政へ、35人学級の全学年への拡大、乳幼児医療費の無料化拡大、介護保険への県独自補助など、建設的な提案を盛り込んでいる。
このように、日本共産党兵庫県議団は、兵庫県の2006年度予算編成を、県民のくらしを応援する予算にするために、526項目にわたる申入れを行なった。
<別冊>2006年度予算編成に対する申入書 一部に景気の回復が言われるなかで、小泉自公政府は、国民と企業などに行われた減税のうち、史上空前の利益をあげる企業減税はそのままに、庶民増税をする方向が強まっています。さらに憲法9条2項の改悪が狙われ、くらし・平和が脅かされています。 そんな中、安心して暮らせる県政が切実に求めています。 県が行った県民意識調査では、暮らし向きについて、「低下している」(27.4%)が、「向上している」(9.4%)の約3倍もあり、苦しい生活実態となっています。 さらに少子化問題では、兵庫県は全国ワーストクラスの1.24の出生率となって、「保険医療体制の整備」が「優先すべき行政の取り組み」のトップとなっています。県民は、暮らしへの支援の強化を切実に求めています。 しかし、兵庫県は県民の多くの反対の意見を無視し、福祉医療助成制度の改悪を強行するなど、暮らし・福祉に冷たい姿勢をとり続けています。 県民の現状や要求にこたえる県政が求められます。 2006年度予算編成にあたって、国の大負担増の政治に対決し、県民のくらし・福祉・教育をまもる県政実現のための予算にするよう、強く要望します。 県民政策部| 企画管理部| 健康生活部| 産業労働部|農林水産部|県土整備部| 企業庁|病院局| 教育委員会| 警察 |