2013年度予算編成に対する申入れについて
本日午後、知事に対し「2013年度予算編成に対する申入れ」を「別冊」をもとに行った。 - 「原発再稼働反対」「原発ゼロ」の取り組みの広がりにみられるように、国民・県民のなかで、あたらしい政治、社会への模索と共同が強まっている。一方で、政治の閉塞状況のなかでも、消費税大増税と社会保障改悪、原発固執、TPP,オスプレイ配備など、古い政治が続けられている。
井戸兵庫県知事は、消費税や原発再稼働など、国の悪政、古い政治をストップする方向どころか、引っ張る役割を果たしている。 - 井戸県政の11年は、「行革」をすすめ、福祉医療など県民サービスの削減をする一方で、従来型の公共事業や大企業への立地補助金をつづけてきた。
また、県立こども病院のポートアイランド移転や、UR借上げ住宅からの被災者追い出し、高校学区の拡大、国出先機関の「丸ごと移管」など、県民や市町の批判の声や意向を無視して、すすめるやり方も問題である。 日本共産党兵庫県会議員団は、兵庫県2013年度予算編成を、「県行革」路線を転換し、県民のくらしを応援する予算にするため、654項目の申入れを行なった。 - 申入れの具体的な特徴点
- 消費税の増税にたいして、実施せず、撤回を国に求めること。
- 「ただちに原発ゼロ」をめざす表明をすること。自然エネルギー促進。太陽光発電補助、耐震化・住宅リフォームなどの推進。
- 県立こども病院のポートアイランド移転計画を見直すこと。
- UR借上げ災害公営住宅の継続入居のため、買い取りや契約延長を行うこと。
- 公契約条例を制定し、官製ワーキングプアをなくすこと。
- TPP加入をしないよう国に働きかけ、農家の後継者育成を支援すること。
- オスプレイ配備撤回、低空飛行訓練の中止を求めること。
以上 ⇒申し入れ全文はこちらです。 |