政策・見解・議員団活動
-
兵庫県知事 齋藤 元彦 様
2025年12月5日
日本共産党兵庫県議会議員団
団長 庄本えつこ
政務調査会長 久保田けんじ
牡蠣被害に対する迅速な支援を求める申入れ

相生市、赤穂市、たつの市での牡蠣養殖に対して、深刻な被害が起こっています。養殖事業者からは、「相生では、ほぼ全滅している」「40年以上やっているが、こんなことは初めて」と深刻な被害が寄せられ、毎年2月におこなわれている「相生かきまつり」は、実行委員会が中止を決定せざるを得ない状況です。
これら被害により、牡蠣養殖業者だけでなく、小売り、飲食店、加工関連事業者などにも深刻な影響がひろがっています。
県は、12月補正予算において、事業者への融資に対する利子補給支援を検討しているとのことですが、それだけでは不十分です。
県として災害に匹敵する甚大な被害ととらえ、以下の対応をおこなうことを緊急に求めます。
記
1.牡蠣被害の実態をあらためて調査し、牡蠣養殖事業者に対する減収補填など、直接支援を行うこと。
2.無利子・無担保の融資制度の上限引き上げや返済期間延長、共済掛金の補助などをおこなうこと。
3.関連産業への影響調査を行い、損失に見合った直接支援を行うこと。
4.大量死の原因究明と対応策を早急に行うこと。
以上