政策・見解・議員団活動
-
2025年5月27日
日本共産党兵庫県会議員団
団長 庄本えつこ
本日、秘密漏えいに関する第三者調査委員会の最終調査報告書が公表され、井ノ本知明元兵庫県総務部長が、職務上知ることのできた秘密である告発者の私的情報について、県会議員3人に対し、故意に漏らしたことを確認したことを受け、総務部人事課は、井ノ本の停職3カ月の懲戒処分を発表しました。
報告書は、井ノ本氏や、その他職員の調査などをふまえ、井ノ本氏の漏えい行為は、「知事及び元副知事の指示のもとに行われた可能性が高い」と指摘していますが、極めて重大です。
齋藤知事は、自らの指示について否定していますが、真摯に説明責任を果たすべきです。事実であるならば、自身の権力を行使し、自身に対する通報を、自ら潰すために、不正な行為を部下に働かせるものであり、このことそのものが、知事の資格を失しているといわざるを得ません。
日本共産党兵庫県議団は、この問題についてもさらなる事実解明を求め、知事の責任を問う取り組みを強めていきます。