このサイトは旧サイトです。最新情報などはこちらをご覧ください。
メニューをスキップする TOPページへ 本会議へ 予算決算特別委員会へ ニュースへ 政策見解へ 県会報告へ リンクへ スケジュールへ
2012年12月25日

「新通学区域に係る公立高等学校入学者選抜の改善について」に関する申入れ

 兵庫県教育委員会、12月20日、「新通学区域に係る公立高等学校入学者選抜の改善について」を決定した。その内容は、複数志願選抜を全県に導入するにあたり、(1)「その他校希望」の廃止、(2)総合学科及び普通科単位制高校を複数志願選抜の対象に加える、(3)自由学区の見直し、(4)但馬地域の連携校以外の合格率を18%に引き上げる、となっている。
 これは、2012年1月に決めた「基本方針」を変更するもので、県民への説明もなく、今回も一方的なものであり、問題である。本来、通学区域や選抜方式などは、生徒の進路や保護者の教育権、地域にとって重大な問題であり、当事者である生徒、保護者、地域住民、学校現場などの十分な意見が反映されたものでなければならない。
 そもそも県民の多数の反対の声を無視して決定した、通学区域を拡大する「基本方針」そのものが、深刻な弊害をもたらすものであり、今回の変更によって、さらに矛盾を深めることになる。
 よって、通学区拡大方針をいったん白紙にもどして、生徒、保護者、地域住民、学校現場などの意見を十分に聞き、現行の制度の改善に取り組むことを求める。

以上

兵庫県教育委員会
教育委員長 西村 亮一 様
教育長   大西 孝  様

前のページへ戻る このページの上へ
Copyright(c)2001-2018 日本共産党兵庫県会議員団