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2010年02月17日

後期高齢者医療の保険料据置を求める要望書

貴職におかれては、時下 益々ご清栄のことと存じます。
さて、貴職はこの度、後期高齢者医療の保険料値上げを抑制する措置を講じるべく努力されました。
しかし、これまでの社会保障削減政策による高齢者の傷は深く、一層の努力が求められます。
貴職はこの度、後期高齢者医療広域連合の剰余金見込額67億円を全額活用することに加え、県財政安定化基金も21億円取り崩すこととされていますが、その場合でも、財政安定化基金はなお、35億円が残る見込みと計算されています。
当局の説明でも、今回据え置くとしている均等割に加え、所得割率を+0.16ポイントを0ポイントに抑えるために必要な額は1年で約6億5000万円(次期見直しまでの2年間で約13億円)とされています。これを取り崩してもなお、基金は残る計算です。
政府は後期高齢者医療制度を数年後には廃止するとしており、国民世論は即時廃止を強く求めている中、高齢者の命と健康を守る下記事項実現の英断を強く求めます。

  1. 財政安定化基金取り崩し額を思い切って増やし、後期高齢者医療保険料を据え置きとすること。
  2. 県民負担の一層の軽減をはかるためにも、国に対して国庫負担を求めると共に、後期高齢者医療制度の即時廃止を求めること。

以上

兵庫県知事 井戸敏三 様

日本共産党兵庫県委員会
国政委員長 堀内 照文
県会議員団長 ねりき恵子


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