新型インフルエンザ対応に関する緊急申し入れ
兵庫県知事 井戸 敏三 様 日本共産党兵庫県委員会国政委員長 堀内 照文 同兵庫県会議員団長 ねりき恵子 貴職におかれては、時下 益々ご精励のことと存じます。 昨年5月以来、新型インフルエンザへの対応がなされているところですが、現場ではまだまだ混乱と苦慮が続いています。 本格的な流行が予測される時期を迎え、県民の健康を守るための、現場の実態を踏まえた改善について、以下、緊急に申し入れます。記 - 県民負担を軽減すること。
- 子ども達の予防接種は、希望者に対し保健所、保育所、幼稚園、学校等で無料実施すること。
- 予防接種および治療費の自己負担を減免すること。
- 医療機関をはじめとする関係機関への支援を強めること。
- 公立病院に「発熱外来」「感染病棟」を確保すること。また、休日・夜間救急においても、新型インフルエンザ検査実施と適切な治療が行えるようにすること。
- 民間病院に対する「感染防止設備整備補助」について、対象機器を広げると共に、手続きを簡便にし、迅速な執行をはかること。
- 医療スタッフの予防接種費用補助、特別勤務体制確保のための手当補給、諸経費補助など、県独自にも地域医療協力体制確保に尽力すること。
- 訪問看護事業所をはじめ、介護、保育等福祉施設スタッフの予防接種についても、優先実施とすること。もちろん費用等負担軽減の措置を取ること。
- 新型インフルエンザ予防ワクチンは医療機関の買い取りでなく、返品可能とし、公的責任で調整確保すること。
- 県の責任で県民に正確・適切な情報提供が行えるようにすること。
- 受託医療機関に関する情報を県に集中し、関係者および県民に提供できるようにすること。
- 国および市町、関係機関と連携を密にし、正確な情報を迅速に県民へ徹底できるよう体制と手立てを講じること。
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