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2009年03月24日

3月20日・接岸作業中の死亡事故の真相究明と安全対策への周知徹底を求める申入れ

貴職におかれては、国民の安全のため、時下 益々ご清栄のことと存じます。
3月20日午前7時半ごろ、神戸市中央区港島8、神戸港コンテナバースで、香港船籍のコンテナ船「強国」(全長約170メートル、約1万5000トン)と岸壁をつないでいたロープ(太さ約10センチ)が切れ、係留作業中のアルバイト作業員を直撃し、二人が全身を強く打つなどして死亡事故が発生しました。
 神戸水上署によれば、死亡したのは、いずれも海運業「早駒運輸」(同区)のアルバイトで、尼崎市食満6、佐名和博さん(20歳)と、神戸市長田区長田天神町5、山口諒さん(20歳)です。2人は同社社員(43歳)と、コンテナ船の船首から伸びるロープ2本を岸壁の取っ手につなぎ、2本目をくくりつける作業中、既に船と岸壁をつなぎ張り詰めていたロープが切れたとみられるとしています。業務上過失致死の疑いもあるとみて、船長や社員から事情を聴いているとしています。
 同種の事故は過去に、高松市の岸壁では2004年、貨物船を岸壁につないでいた係留ロープが切れ、船首で作業していた男性に当り、船尾方向に約6メートルはじき飛ばされ、胸を強く打ち死亡したこともありました。
 大型船の係留用ロープは太く頑丈で、張り詰めた状態から切れると極めて危険で、海運関係者は「鉄の棒で殴られるようなものだ」と話しています。
 よって、今後同様の事故を二度と起こさないために、港湾労働者の生命と安全を守る立場から、下記の通り申入れます。

  • 事故の徹底した真相究明をおこなうこと。

  • 安全対策の周知・徹底をすること。

以上

日本共産党兵庫県委員会常任委員 瀬戸 恵子
同 国政委員長 堀内 照文
日本共産党兵庫県会議員団団長 ねりき恵子
日本共産党神戸市議団団長 西下 勝

国土交通大臣 金子一義 殿

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