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2008年11月12日

近畿ブロック知事会議での知事発言の撤回と謝罪を求める申し入れ

12日、日本共産党兵庫県会議員団

近畿ブロック知事会議での知事発言の撤回と謝罪を求める申し入れ

 昨日の近畿ブロック知事会議で井戸敏三知事は、「関東大震災なんかが起こればチャンス」と発言した。阪神淡路大震災という未曾有の被害をこうむった被災地の兵庫県知事としてのあるまじき発言といわざるをえない。
 会議後の記者会見でも謝罪もせず、発言も撤回していない。
 阪神淡路大震災の復興はいまだ道半ばにあり、母と兄を失った中央区の被災者からは、知事発言報道を聞いて「死んだものが浮かばれない。腹が立って涙が止まらない。許せない」また、別の男性からは「首都機能の分散などというのは詭弁、チャンスとは死の商人の発想」との抗議や怒りの声が次々とわが党県議団にも寄せられている。
 知事の発言は単なる「失言」でなく、兵庫県の震災に対する基本的認識や復興施策などの誤りにその根源がある。
 県は、震災復旧を「創造的復興」として震災と直接関係のない大型公共事業をどんどん進め、肝心の被災者への支援は不十分なものであった。
 震災の影響に加え、金融危機など不況とあいまって県民の苦難は増すばかりのなかで、「震災をチャンス」との知事発言は許せるものではない。
 よって、知事発言の撤回と謝罪を強く求めるものである。

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