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2005年11月22日

あまがさき緑遊新都心
キリンビール跡地の大規模商業施設で兵庫県に申し入れ

宮田県議と尼崎市会議員



兵庫県知事
井戸 敏三 殿             

日本共産党兵庫県議会議員  宮田 静則
尼崎市議会議員  広瀬 早苗
尼崎市議会議員  田村 征雄

              

キリンガーデンシティの大店立地法届出にかかる申し入れ書



貴職におかれては、日頃から県民の安全・安心のまちづくりのために御尽力されていることに敬意を表します。
さて、尼崎市が進める「あまがさき緑遊新都心開発事業」の関連で、JR崎駅北西のキリンビール社工場跡地に、キリンビール社が大型商業 施設を導入する計画を明らかにしています。
キリンビール社は、商業施設「(仮称)キリンガーデンシティ」の開発に向け、9月26日に「大規模小売店舗立地法(大店立地法)」に基づく届出を兵庫県に提出しています。
そして、大店立地法に基づく、説明会が11月16日(水)午後7時から、11月17日(木)午後2時30分からの2回、いずれも小田公民館で開催されました。
この説明会の時間は初めから「1時間30分」と司会が一方的に宣告して行われました。そして両日とも、キリンビール社が資料の一部を配布し、プロジェクターを使って説明し、冒頭挨拶を含めると説明に45分から50分をかけました。
その後、参加者からの質問とキリンビール社の回答が行われましたが、16日は質問者が3人、30分延長した17日の質問者は6人でした。
キリンビール社の商業施設ができれば、狭隘な潮江地区に車が集中して生活環境、住環境が悪化するとして、住民の不安が高まっています。また、アミング・潮江など近隣の既存小売店にマイナスの大きな影響を与える問題でも不安が出ています。
それだけにキリンビール社は、住民の不安解消のために社会的責任を果たすべきであり、説明責任があるものと考えます。
実際の説明会では、まだまだ質問を希望している住民がいるのに、キリンビール社は、時間が来たからと、質問応答を強行的に打ち切りました。
参加者がその場で、キリンビール社の役員らに対して、時間延長もしくは別の日に再度説明会を持って欲しいと要望しましたが、役員らは一言も答えず、ガードマンに囲まれ会場を退出、住民の前にガードマンが立ちはだかりました。異様な光景でした。

(キリンビール社の出席者は
    執行役員不動産事業部長/清瀬義昭 と大屋哲の2名)
説明会のあと、大店立地法にもとづき、住民から兵庫県に「意見書」を提出できることとなっています。
住民は、意見書を書くためにはキリンビール社の説明で、理解できない点に対して質問し、その回答を踏まえてこそ、意見が書きやすくなるのであります。
しかしこの2日間、キリンビール社は、「法に基づいて説明会を開催している」と言うばかりで、商業施設そのものについて、住民に理解してもらおうという姿勢が全くみられませんでした。
一方、意見書の提出の締め切りは、2006年2月13日です。それまでキリンビール社が説明会を持ち、住民に説明責任を果たす日程はまだまだ十分あります。
よって、下記の通り申し入れます。

キリンビール社には、地域住民に対する説明責任を果たす社会的責任があります。大店立地法にもとづく説明会を継続し住民が疑問点などを質問できる機会がもてるよう、兵庫県知事としてキリンビール社に対する行政指導を行うこと
以上


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