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2001年12月20日

兵庫県議会本会議場への
「日の丸」掲揚の強行に対する抗議声明

      日本共産党兵庫県議会議員団 
        団 長 筒井 もとじ  
        幹事長 毛利 り ん 

 12月19日の議会運営委員会で、兵庫県議会本会議場に2002年2月定例議会から「日の丸」を掲揚することを議長から報告され強行的に「確認」された。これは12月4日の各会派代表者会議において自民党から、突然「日の丸」掲揚の提案がなされ12月13日の同会議において、わが党が反対したにもかかわらず自民党・ひょうご県民連合・公明党・21世紀クラブなどの賛成多数で決定されたものである。
 日本共産党は、代表者会議、議会運営委員会において以下のことを主張した。
 第一に、本会議場の運営に関わる問題であることからも、議会運営委員会で議論が尽くされるべきである。しかも意見調整の場である代表者会議において多数決で決定することは議会運営のルールを無視したやり方である。
 第二に、「日の丸」は日本がアジアと世界に重大な惨禍をもたらした侵略戦争のシンボルとして使われた歴史を持ち、「日の丸」掲揚については県民の意見が分かれるところであり、議会運営委員会で議論をすべき問題である。まして「日の丸」は法制化されたとはいえ「国旗・国歌法案」の審議の際、当時の小渕恵三首相が「国旗の掲揚等に関し義務付けをおこなうことは考えておらず、現行の運用に変更が生ずることにならない」と答弁していることからも今回の決定は不当である。
 第三に、自由に議論をたたかわせる場である議場への「日の丸」掲揚は言論の府としての役割を踏みにじるものであり、県会史上、重大な汚点を残すものである。

 以上、日本共産党県議団は、今回の強行に強く抗議するとともに、民主主義と県議会の民主的運営を守るために、ひきつづき奮闘する決意を表明するものである。

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