乳幼児医療公費負担助成制度が就学前まで拡充
兵庫県は、2002年の新年度予算で、乳幼児医療公費負担助成制度を就学前までに拡充することを決め、2月5日にその説明を各市町に行いました。 これまで「乳幼児の医療無料化を就学前まで拡充を」との請願など県民から多くの要求が寄せられ、昨年7月から通院を含め対象年齢6歳未満まで拡大されていました。 しかし、6歳未満との区切りは、保育園児や幼稚園児の中には6歳の誕生日を迎えるこどももいることからあらためて「就学前まで無料に」と、新婦人など多くの団体からあらためて要求していました。 日本共産党県会議員も知事に予算編成に当たっての申し入れで強く求めていました。 県はこれらの要求に応え、新年度から義務教育就学前まで、助成制度を拡充する方針で予算編成作業をすすめており、拡充に伴う県費負担は1億7800万円を見込んでいます。
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毛利りん日本共産党県会議員団幹事長の談話
私たちも議会で就学前まで無料化を求めてきたことからも父母の強い願いが実り、年齢拡大は大変喜ばしいことです。 ただ、県は昨年から通院の場合一割負担を導入し、父母負担強め少子化対策に逆行しています。議員団は、引き続き所得制限撤廃も含め完全無料化を求め全力をあげていきます。
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