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2003年07月11日

乳幼児医療費助成「窓口払い」一部改善

 兵庫県の乳幼児医療費公費負担助成制度が7月1日より改善され、受給者の一部負担金が一医療機関につき5000円を超える分について、窓口で支払わずにすむようになりました。

 一昨年7月に、乳幼児医療費助成の対象が就学前まで延長されたのと同時に、通院時上限を5000円とする一部負担が導入され、受給者は上限を超える分についてもいったん支払った上、市町窓口に領収書を持って返還の手続きに行かなければならず、「子どもを連れて交通費を使い手続きにいくのは大変」「1万円札を持たないと受診できない」との声が出されていました。

 今回の改善は、償還払いの改善を求める請願が出されるなどの県民の運動や、日本共産党県会議員団が実現に奮闘して実ったもの。

 しかし、窓口払いの免除は一医療機関につき窓口の支払いが5000円を超える部分のみです。複数の医療機関にかかった場合、自己負担はそれぞれにつき5000円までですみますが、自己負担の合計が5000円を超える分については従来と同じ償還払いの手続きが必要です。

 乳幼児を持つすべての親が安心して医療を受けられるようにするには、一部負担をなくして完全無料化にすることが求められています。

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さらに完全無料化めざして頑張ります
日本共産党 ねりき恵子県議の話

1医療機関での窓口支払いが、月5千円までに改善されたことは、一歩前進です。さらに乳幼児を持つすべての親が安心してこどもに医療を受けられるようにするには、窓口負担をなくし完全無料化にすることです。それには、国の制度として無料化させることが必要です。
 同時にすでに県下の自治体のいくつかの町で独自に完全無料化を実施しています。国の制度化を待たずに県が1割負担をなくし、無料化するよう、引き続き県民のみなさんと力をあわせて頑張ります。

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