政策・見解・議員団活動
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庄本えつこ、久保田けんじ県議は、12月18日、海水の高水温、栄養不足などにより8、9割がへい死したとされるマガキ養殖業などの被害実態調査に、相生市を訪れ、市建設農林部、漁業者、観光業者らと懇談を行いました。
作業をされていた漁業事業者は、「例年であれば、ここにいっぱいのカキが積み上げられ、カキの身もこれより大きく、量も5倍ほどの量になっている。従業員にも来てもらって作業しているが、今年は、給料も払えないので、家族2人でやっている。日々の上がりも1/5程度。来年以降もどうなるかわからないなか、どうすればいいのか」と語りました。

相生漁協の川端浩司組合長は、「不漁の原因メカニズムを明らかにし、対策も示してほしい。来年に向けて、稚貝の購入など、何らかの支援があれば、ありがたい」などと話しました。

観光業関係者は、「毎年出しているカキの販売が今年はできない。カキを目当てにお客さんが来ていたが、特に土日は、3割も減った。下記に代わるものもなく厳しい」「カキ関連事業者にも、行政からの支援をしてほしい」などが話されました。
庄本県議は、「来年以降どうなるかわからないと不安を抱えている事業者に、融資の支援だけでは展望が見いだせない。直接支援も含め、将来が見据えられる抜本的な支援拡充ができるように、県に働きかける」と述べました。久保田県議は、「漁業者以外のカキ関連の事業者への支援はまったくない。売り上げが激減する飲食事業者などへの支援も行うべき」としました。
