政策・見解・議員団活動

  • 2025年07月02日
    申し入れ

    大阪・関西万博「子ども招待プロジェクト」中止・熱中症対策の申し入れ

    兵庫県知事 齋藤元彦 様

    兵庫県教育長 藤原俊平 様

    大阪・関西万博「子ども招待プロジェクト」中止の申し入れ

     

     大阪・関西万博について、先に可燃性ガス問題、熱中症対策等について要請したところですが、その後も「ユスリカ」の大量発生、

    レジオネラ属菌の検出と、事件が続発しました。

    さらに今回、5月下旬に校外学習で来場した中学生が熱中症疑いで会場内救護施設において手当を受け、休憩していたところ、体調が回復していないにも関わらず、わずか20分で救護施設から退出させられ、やむなく野外の日陰にあるベンチに横たわり休んだという、驚くべき事例があったことが報告されました。

    この他、小学生が熱中症で歩けなくなり、救護施設で寝込んだ事例も報告されましたが、来場者の安全確保責任の自覚に欠ける状況と言わざるを得ません。

     

    開幕から2カ月半で、兵庫県からの「子ども招待プロジェクト」による来場が約190校・4万人と聞きます。

     あらためて、十分な対策が講じるよう主催者に強く要請し、対策が講じられるまで、「子ども招待プロジェクト」を中止すること求めます。

     

    1、以下の対策を主催者および開催地自治体に要請すること。

    • 救護施設を充実させ、「20分で退出させる」ことなど無い様にすること。
    • 食事・休憩ができる日陰の場所を抜本的に増やすこと。
    • 熱中症の児童生徒の保護者などの送迎を可能にすること。
    • 救護施設利用状況を公表すること。
    • 救急応需体制を拡充し、適切な対応がされるよう、危機管理を強めること。

    2.県内学校等に、下記、徹底すること。

    • 学校・トラブルサポートセンター・県教委の連携と対応の具体的マニュアル。
    • 熱中症ガイドラインに基づき、暑さ指数が高い場合、万博遠足の中止の判断をすること。

     

    2025年7月2日 日本共産党兵庫県委員会

    兵庫県議団長 庄本えつこ

    国政改革責任者 金田 峰生

ページの先頭へ戻る