政策・見解・議員団活動

  • 2025年04月16日
    申し入れ

    大阪・関西万博の中止を求める申し入れ

    兵庫県知事 齋藤 元彦 様

    兵庫県教育長 藤原 俊平 様

     

    大阪・関西万博の中止を求める申し入れ

     4月13日に、大阪・関西万博が開会しましたが、最も大切な「来場者の安全確保」ができていないことが、はやくも露呈しました。

    何よりも、メタンガス等可燃ガスが今なお発生しており、いつ爆発下限値を越えるかもしれない状況です。6日に爆発濃度が検知された箇所等は金網で囲われてはいますが、警備員はおらず、マンホールのふたが開放された近くでキッチンカーが商品を提供していると報告されています。また、団体休憩所や通路など、いたるところにガス抜き管があり、可燃ガスが出ています。

    また、開幕初日は来場者数が見込み数よりかなり少ない状況にも関わらず、入退場に長蛇の列ができ、悪天候時の対策もされていないなど、来場者の安全確保が大きく欠落していることが明らかとなりました。

    大阪・関西万博は「いのち輝く未来社会のデザイン」をスローガンに掲げながら、参加者のいのちと安全をないがしろにするもので、このまま開催を続けることは、極めて無責任であり危険だと言わざるを得ません。よって、緊急に以下のことを求めます。

     

     1.可燃ガス爆発・火事防止対策、雑踏警備、緊急避難対策等の本来必要な安全確保対策などがとられていない状況のなか、万博をただちに中止するよう国・大阪府・万博協会に強く求めること。

    2.「子ども招待プロジェクト」は、即刻中止し、参加予定している学校などに対し、遠足などの代替措置を行えるよう支援を行うこと。

    2025年4月16日 

    日本共産党兵庫県議会議員団

    団長 庄本えつこ

     

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