政策・見解・議員団活動
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新型コロナウイルス感染症をめぐる状況が日々変化する中、対応にご尽力いただき、心から敬意を表します。
政府が、2月27日に発した学校への臨時休業要請により、学校現場はもちろん、児童・生徒、保護者、保護者が働く企業・事業所等に大きな混乱をもたらしています。
よって、兵庫県におかれては、学校一律休業による影響の実情を把握され、以下の対策を講じていただくよう強く要望します。
記
- 各市町教育委員会に対して学校での預かりを積極的に助言すること。
- 突然の長期休業は、子どもたちの生活リズムを壊すことにつながり、障害のある子どもにとってとりわけ大きな負担となる。とくに特別支援学校では、福祉サービス受け入れ優先ではなく、学校での預かりを積極的におこなうこと。そのためにも、スクールバスの運行を再開すること。
- 学校での自習を希望する生徒への給食を提供すること。
- 学校給食中止に伴う、生産者、食材納入業者への補償をおこなうこと。
- 学校休業は、自治体の判断で行うことであり、早期再開も含め独自に柔軟な対応ができることを周知・徹底すること。県立学校についても、それぞれの学校の状況に応じて、柔軟に対応すること。
- 「体育館、図書館、音楽室などの使用可」「外での運動も可」「一切の私語厳禁は行き過ぎ」など、子どもの権利を守る柔軟な対応をするよう、周知徹底すること。
- 非常勤講師などが、学校の一斉休業により、無給待機とならないように対策を講じ、必要な予算措置を国に求めること。
以上
兵庫県知事 井戸 敏三 様
教育長 西上 三鶴 様