政策・見解・議員団活動
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兵庫県知事 齋藤 元彦 様
「齋藤元彦兵庫県知事の違法行為等について」の文書に関する第三者機関による調査実施についての申し入れ
兵庫県は、5月7日、表記の文書を公表した元県民局長に対し、停職3カ月の懲戒処分を発表しました。
県は、処分理由の第一として「令和6年3月、知事や一部の幹部職員を誹謗中傷する文書を作成・配布し、多方面に流出させたことで、県政への信用を著しく損わせた」とする一方、他の三点の理由は、この文書について直接かかわることではありませんでした。
さらに、この第一の理由について、内容を調査しているとはいえ、当事者が関与可能な県庁内の総務部職員局人事課が行っており、とても客観性が担保されているとはいえません。
今回の元県民局長に対する処分対応は、時期尚早であり、第三者機関などの調査を踏まえたうえで検討すべきであると考えます。
県民は、この問題に関して、真実がどこにあるのかを求めており、そのためにも、当事者を含まない客観性の高い調査を行うべきだと考えます。
以上をふまえ、下記の点を申し入れるものです。
記
1.「齋藤元彦兵庫県知事の違法行為等について」の文書に関する第三者機関等による調査を実施すること。
2.元県民局長に対する処分は、撤回し、第三者機関等による調査で、事実があきらかになったうえで、再度検討すること。
3.元県民局長に対する処分にかかわり、本人の弁明の機会を保障し、それも含めて再検討の材料にすること。
日本共産党兵庫県会議員団 団長 庄本 えつこ