政策・見解・議員団活動
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5月7日未明から8日にかけての大雨により、県が堤防強化工事を行っていた武庫川水系天神川の堤防が決壊し、住宅や農地等への浸水被害が発生しました。
党県議団は、地元の党市議団らとともに、5月11日、宝塚土木事務所の案内の下で、現地調査をおこなうとともに、被災者らから直接お話をお聞きしました。
その聞き取りなどによる要望も含め、安全対策、被災者救済のために、以下のことを緊急に求めます。
記
- 住宅の浸水被害、車等の破損、農作物の被害などに対する補償は、全額公費で行うこと。また被災者自身が行う復旧作業のための電気や水道、ガス代などの減免措置をおこなうこと。
補償や減免申請については、手続きを簡素化すること。 - 側溝等も含めた土砂の撤去、土埃の被害を防ぐ住宅の洗浄、消毒などを迅速に行い、費用は被災者負担が発生しないよう公費で行うこと。また住民らは、さらなる雨等による二次被害なども懸念されている。二次被害を起こさないよう万全の安全対策措置をとること。
- 被災事業者に対する損害賠償、休業補償、被災勤労者への休業補償をおこなうこと。
- 被災者の相談窓口は、県が責任をもって一本化し、県が設置する相談窓口の電話回線の増設、人員の増強など体制強化をおこない、迅速に相談対応を行えるようにすること。
- 県の堤防強化のための作業時に起こった堤防決壊であることは重大である。県が設置予定の検証委員会では、第三者により降雨および流量の想定や工法、安全対策の検証をおこない、これを公開し、再発防止策を講じること。
以 上
兵庫県知事 齋藤 元彦 様
- 住宅の浸水被害、車等の破損、農作物の被害などに対する補償は、全額公費で行うこと。また被災者自身が行う復旧作業のための電気や水道、ガス代などの減免措置をおこなうこと。