政策・見解

  • 2022年04月18日
    申し入れ

    県立豊岡聴覚特別支援学校と県立出石特別支援学校の統合計画案の白紙撤回と但馬地域の特別支援教育の充実を求める申し入れ

    兵庫県の教育の発展のために、日ごろからご精励いただいていることに敬意を表します。

    2022年2月、県教育委員会が、2023年4月に県立豊岡聴覚特別支援学校と県立出石特別支援学校を統合するという計画を突然発表しました。

    計画を聞いた保護者や教職員など関係者は、実施予定まで1年という短期間であることはもちろん、これまで但馬・丹波地域の聴覚障害児の発達保障と自立支援に尽力してきた豊岡聴覚特別支援学校や寄宿舎が一方的に廃止されること、統合先となる出石特別支援学校には、現在、聴覚障害児に対応する十分な施設がないことなどへの不安や怒りの声をあげています。また保護者らは、「令和5年4月からの統合は断固反対」とする嘆願書を提出し、請願署名にも取り組んでいます。

    私たち日本共産党兵庫県議団は、かねてから、但馬地域の特別支援学校それぞれの教育環境の整備・充実を求めてきましたが、3月の予算特別委員会では、統合計画に反対する保護者らの声もうけとめ、計画の白紙撤回を求めました。

    齋藤元彦県知事は、6日の記者会見で「1年という準備期間は短い。計画の延期の検討を求めていく」という趣旨の発言をされていますが、保護者や現場の教職員は、今ある支援学校をより充実した教育環境にしていくことこそ求めています。

    特別支援学校について、昨年、初めて設置基準が公布されましたが、新設校に限られており、既設特別支援学校の早期の環境整備が求められています。

    以上の趣旨をふまえ、標記の件に関し、下記の項目を申し入れます。

    1、2022年2月に発表した県立豊岡聴覚特別支援学校と県立出石特別支援学校統合計画案は、いったん白紙撤回すること。

    2、豊岡聴覚特別支援学校、出石特別支援学校について、保護者や教職員、地域の意見もよく聞きながら、文科省策定の新たな設置基準もふまえ、それぞれにおいてさらなる教育環境の充実をはかること。
    ①豊岡聴覚特別支援学校については、寄宿舎の存続とあわせ、高等部の設置をおこなうこと。
    ②出石特別支援学校については、自由に使えるグランドやプールなどを設置すること。

    3、但馬と丹波地域の聴覚障害の子どもが早期から青年期まで一貫して専門性の高い教育が受けられるよう、さらなる充実を図ること。

    以 上

    兵庫県知事  齋藤 元彦 様
    兵庫県教育長 藤原 俊平 様

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