2018年度予算編成にあたっての重要政策提言(9)
第9.芸術・文化活動を支え、スポーツ振興を基本にすえる県政に転換を
文化・スポーツの振興のため、県民が日常的に文化・芸術・スポーツを楽しめる労働環境づくりや低廉で利用できる国や県の支援がいそがれている。 - 「スポーツは国民の権利」という基本理念を位置付けたスポーツ基本法は、「国」と「地方公共団体」にその推進の責務を規定している。現在、「兵庫県スポーツ推進計画」の実施目標を引き上げ、「身近なスポーツ施設の整備計画」と「指導員等の施設への配置計画」をすすめること。
- 「文化・芸術振興基本条例」を制定し、文化・芸術の活動を保障し、支援すること。また、優れた芸術文化を享受できるように,鑑賞活動への支援をおこなうこと。
- 宝塚ホテルやファミリアホールなど県や神戸市が景観形成重要建造物等に指定している建物を、耐震化などを理由に取り壊し、建替えがされようとしている。歴史的にも貴重な建築物であり、街の景観や歴史・文化のまちづくりのためにも保存が求められる。県下の歴史的・文化的遺産の調査・保存をすすめること。
- 文化・スポーツ施設は、低廉で使いやすい施設とすること。
- 障害者専用あるいは優先的に使えるスポーツ施設を増設すること。
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