高速道路よりも福祉・教育・医療の充実、庶民減税を
公約違反の「新行革プラン」の撤回を求める請願書請願趣旨
兵庫県が発表した「新行革プラン」(「新行財政構造改革推進方策」第1次)は、低所得高齢者や乳幼児、重度障害者への医療費助成の削減、福祉施設への補助金削減、県立学校の事務費削減、私学助成費の削減、県職員の3割減による県民サービスきりすてなど、県民の暮らしを大幅に後退させる生活破壊の計画です。
井戸知事は、前回2005年の知事選挙で、「老人医療費助成の対象者率50%(現行の17万5000人のこと)を堅持して全国一の医療費助成水準を確保します」とか、「小規模作業所運営支援の強化」「私立学校の個性ある教育をもっと支援」「障害者のコミュニケーション支援者3000人養成」などを公約して当選されました。今回の計画はこれら選挙公約に違反するものです。
地方自治は、県民の福祉増進のためにあります。ムダな公共事業には手をつけず、県民生活と一般県職員に犠牲をおしつける行革案は、断じて許せません。今回の「新行革プラン」は撤回し、下記事項を実現するよう請願します。
請願事項
- 福祉医療制度を充実すること。福祉・介護職員の待遇改善など、福祉予算を増やすこと。
- 教育予算や私学助成を増やすこと。
- 高規格道路をはじめ、大型開発事業については、あり方を見直すこと。
- 住民税など庶民への税負担を引き下げるよう国に働きかけること。
- 県民サービス切りすての県職員削減をやめ、処遇を改善すること。
- 公約違反の「新行革プラン」は撤回すること。
兵庫県知事 井戸敏三様
県民いじめの「行革」ストップ!要求実現連絡会 連絡先:兵庫労連内(TEL 078-335-3770) 〒650-0023 神戸市中央区栄町通3-6-7 大栄ビル10階 ≫署名用紙(PDFファイル 657kb)はこちら ≫関連情報はこちらから |