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2014年03月14日

兵庫・・2014年年度兵庫県予算組替え

 十四日、兵庫県議会、予算特別委員会で、日本共産党は、二〇一四年度予算の組み替え提案を行いました。
 提案説明を行った礒見恵子県議は、「子育て支援で、こども医療費を中卒まで完全無料化する55億円の予算や後期高齢者医療の保険料引き上げの抑制に加え、くらし優先の予算を充実するため、『第三次行革プラン』影響の回復をめざす」として、削減された老人・ひとり親家庭の医療費助成、老人クラブの補助単価、私学授業料補助の県単予算などを回復する予算増を提案。
 組み替え案は、小学五年に少人数学級を拡大(七億円)しているほか、中小企業振興条例の検討予算や、民間住宅や保育所の耐震化、バリアフリー予算も増額。廃止された、県独自の家庭向け太陽光発電設備補助を復活し、若者しごと倶楽部(尼崎)の継続、シカ有害捕獲予算の削減中止、障害者むけ予算の増額などを行っています。
 県立こども病院の人工島移転(51億円)や農地中間管理機構(1・7億円)など問題のある事業を削減し、パナソニック等への大企業立地補助や不要不急の公共事業等を見直すことで、82億円の財源を生み出しています。
 杉本ちさと議員が、「14回目の提案。これまでもこども医療費助成など、県政を動かしてきた。今回の提案も県民の願いにこたえるもの」と、賛成討論を行いました。
 日本共産党の提案に対し、与党の各会派は、「県土の強靭化が不可欠。一部企業の状況を取り上げて企業誘致を削除」(自民)、「行革の議論そのものを否定し、バランスを欠く」(民主)、「デフレギャップ克服に疑問」(公明)などと反対し、井戸敏三知事提案の予算に賛成しました。(了)

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