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2014年02月17日

兵庫・・2014年度兵庫県予算

 兵庫県の来年度予算案は、一般会計で1兆9502億円(前年比0・6%減)の規模で、「第3次県行革プランを基本」とした予算案となっています。
 県民の生活をささえる県独自の制度、老人医療費助成やひとり親家庭医療費助成、私学助成、老人クラブ補助などは、「第三次県行革プラン」の最終案として、県民や市町からの反発にもかかわらず、1月に発表した内容をそのまま強行する構えです。
 注目点は、高校生向けの給付制奨学金制度の創設(国公立と私立の合計4億円)があります。社会人になって重い返済負担のない給付制の奨学金制度を、長い間要望してきました。ただし、国が授業料無償化を中止した財源をつかったもので、対象者や支給金もまだまだ不十分です。
 阪神淡路大震災から20年にむけて「震災の教訓を生かす兵庫」と言いながら、借上げ住宅からの「追い出し」方針と予算は撤回されていません。
 また、パナソニック尼崎工場の全面撤退からの反省もなく、「企業立地補助金」(新事業・雇用創出型補助金)は14・5億円。播磨臨海地域道路の調査費(1000万円)や名神湾岸連絡線の事業評価(500万円)、、但馬空港の羽田直行便のPR(630万円)も。県立こども病院の人工島(ポーアイ)移転費用(51億円)も提案されています。
 さらに、TPP参加を前提に農地の集約化をすすめる「農地中間管理機構」の予算(6・7億円)も提案されています。(了)

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