兵庫県議会 行革特で、きだ県議が質疑
兵庫県議会で二〇日日、「行革特別委員会」が開かれ、兵庫県の、「第三次行革プラン」の質疑がおこなわれました。 日本共産党の喜田結県議は、「母子家庭等医療費助成の所得制限の改悪により、全国でも一番厳しいランクになる」「まるで福祉や教育の狙い撃ちだ」と追及し、生活基盤の弱いひとり親家庭への支援に逆行し、自立を妨げることになると指摘。 また、素案の説明を受けた市町からの意見として、「母子の半数が適用除外になるので、賛成しがたい」(神戸市)、「(老人医療の)低所得者Uの廃止はやめて引き続き対象に」(西宮市)など紹介し、多くの市町からの異論を受け止めて、現行制度を維持すべきと主張しました。 さらに、単位老人クラブへの活動強化費の引き下げについても、神戸市老人クラブ連合会をはじめ、市町からも反対意見が届けられていることや、「活動が維持できなくなる」との会長さんの声を紹介し、強く撤回を求めました。 今回の「第三次行革プラン」は、来年7日まで、県民意見の集(パブリックコメント)も行われています。(了) |