兵庫・高校改革の検討委員会が再開
兵庫県教育委員会は、「県立高等学校長期構想検討委員会」を設置し、20日に第一回目を開催しました。 日本共産党兵庫県会議員団は、19日に教育委員会に申し入れを行い、「これまで住民の傍聴を認めず、非公開で決められた内容を、反対の声があがっても押し付けてきた」と指摘し、「住民の傍聴を認め、発言の機会を設けるなど、公開で行うこと」を求めました。 県教委は、今年1月、現在の16学区を5学区に統合しする方針を決めましたが、その流れは、前回の「長期構想検討委員会」、「通学区検討委員会」でつくられたものでした。 「全県5学区」については、現在も多くの疑問や不安の声があがり、「学区反対アピール」賛同署名の運動なども、取り組まれています。 そんな中、県教委はさらに「新通学区導入を踏まえた県立高等学校における教育改革の方向性を検討する」会議を今年度5回程度開催し、報告書をまとめるとしています。メンバーには、前回の検討委員会等で委員長をつとめた梶田叡一氏(兵庫教育大学・前学長)も名を連ねています。(了) |