兵庫県立こども病院、ポーアイ移転撤回を求める連絡準備会
4日、神戸市中央区で、「県立こども病院のポーアイ移転を撤回させ、周産期医療の拡充を求める会」(こども病院連絡会)をスタートさせる「準備会」が開かれました。 県・神戸市医師会なども反対を表明する一方で、県民全体にはまだまだ知られていないこの問題に対して、小児科医、障害者団体、女性団体などの6氏が呼びかけ人となって、幅広い団体・個人の参加で、共同で取り組みをすすめることが呼びかけられました。 参加者からは、「小児科医をしているが、こども病院は本当にありがたい“県民の宝”。井戸知事は、関西広域連合で防災担当なのに、防災に弱い病院をつくってどうするのか」、「患者や父母、関係者の不安の声を反映するべき」、「神戸市の中央市民に、小児科が弱められるのではないかと心配」、「県下にあちこちの地域医療を守る団体とも共同できるのではないか」などの発言がありました。 新しい署名用紙も提起され、秋にむけ、各団体や地域の運動で、5万以上を目標に署名を推進していくことが確認されました。 その後6日には、さっそく、県病院局に「連絡会」の要望を伝え、懇談しました。(了) |