いそみ県議、310議会での一般質問要旨
9月30日、兵庫県議会で、いそみ恵子県議が一般質問を行いました。 「兵庫県の被害は、近畿で一番の浸水被害など決して小さくないのに、わずかな見舞金や融資のみで公的支援がない」―いそみ県議は、台風12号・15号で大きな被害を受けた播磨や淡路の現地調査をふまえ県の無策を批判。災害救助法をさかのぼって適用することや、全・半壊や床上浸水への県独自支援を求めました。
井戸敏三知事は、公的支援をしない理由を「家財も含めた住宅共済制度ができた」ためとし、救助法適用については、「避難所が解消したから」と言い訳しました。 いそみ県議は、原発からの撤退、自然再生エネルギーの本格的導入の問題では、太陽光・風力・水力・地熱・バイオマスの各目標と具体的プログラムをつくり、すすめることを提案。井戸知事は(原発再稼働は)「いま直ちに認められるものではない。国の厳密な審査を待つべき」と答弁。
高校通学区の拡大案では、説明会での多くの不安の声があがり、県下で19の市町議会から意見書、32%の市町教育長の反対がある中、強行することは許されないと強調。きっぱりと白紙にもどすべきと迫りましたが、大西孝県教育長は、「素案は撤回せず、最終報告をふまえ、県民の理解を得ながら」あくまで強行する構え。
その他、保育「新システム」反対、こども・障害者医療の所得制限強化の撤回、西宮北有料道路の早期無料化などを求めました。 |