重要政策提言と台風12号緊急要望

日本共産党兵庫県議団は、14日、来年度予算編成に向けた「重要政策提言」と、台風12号災害対策についての緊急要望を、井戸敏三知事に行いました。

緊急要望書では、被災者支援と災害復旧について個人・市町まかせにせず、県としての支援を要求。○災害救助法を活用した住宅の応急修理や生活用具の支給○床上浸水等への県の独自支援○河川の当面の安全確保と住民の意見を尊重した復旧○農業被害への補償と農地復旧支援などを求めています。
井戸知事は、「補正予算を準備している」と答えました。

「重要政策提言」は、県民のくらしを守り災害に強い兵庫県に転換するための181項目にわたる提言。
○大震災被災者支援と教訓を踏まえた防災対策○「原発ゼロ」の表明と自然エネルギー導入強化○福祉・医療の充実、県立子ども病院・淡路病院の移転計画の撤回・再検討○教育条件整備、高校通学区拡大案の撤回などを求めています。
井戸知事は、人工島であるポートアイランドへの子ども病院移転について「反対の声を言われたが賛成も多い。高さがあるので津波は大丈夫ではないか」、自然エネルギー推進体制は「よく検討する」などと述べました。