高校通学区の「5学区案」へ申し入れ
4日、西村教育委員会委員長と大西教育長へ
日本共産党兵庫県会議員団(団長=練木恵子)は4日、2014年から実施しようとしている公立高校の「全県学区を5学区へ再編」「複数志願制度の全県導入」案について、西村亮一県教育委員会委員長と、大西孝教育長に直接、申入れを行いました。 この問題では、県下7カ所の説明会などで「通学費の負担増」「地域の学校がなくなるのではないかと不安」と、疑問が噴出し、7月末には明石市長・市議会議長・教育長連名で、学区再編反対・明石学区維持の要望書が提出されるなど、県下の市町から異論が出ています。 党県議団は、県民の率直な気持ちは「唐突」ということであり、「3年後からの実施を行わないこと」「月の検討委員会の結論を決定とせず、県民参加で十分な議論を」と強調しました。 大西孝教育長は、「現在、県民意見を聞いている最中。パブリックコメントは2200を超えた。全国的に学区はなくなっており、兵庫はまれな地域。学区を広げることは必要で、検討委員会でも議論されるが、いつまでも議論だけしたらいいことにならないいつまでも議論だけしたらいいことにならない」と述べ、推進の姿勢を示しました。
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