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2011年06月31日

高校入試 学区拡大の素案発表

19日までパブリックコメントや説明会

30日、県教育委員会の「県高等学校通学区検討委員会」は、現在16ある兵庫県内の学区を5学区に、全県的に複数志願選抜制度を導入する「素案」を公表。1日から29日まで県民意見募集(パブリックコメント)、7か所での説明会も開催されます。
今回の5学区案は、現在の神戸第1〜第3と芦屋、淡路を一つの学区に。現在4学区の阪神と丹波をあわせ、播磨地方は東と西の2つ、北南を分かれている但馬を一つにまとめるもの。
2月に実施された説明会や県民意見募集では、異論が噴出。県民からの「賛成」は31・8%にすぎなかったにもかかわらず、従来の県教育委員会の方針通り、あくまで学区拡大を強行しようとする案です。
県民に非公開でこの案を議論した5月の検討委員会では、「将来的に1学区が理想的」「今回の見直しでは段階を踏むということで5学区案」などの発言もあり、「行きたい学校に入るためには受験生にがんばってほしい」など、受験競争を当然視。一方で、学区拡大や複数志願への不安の意見も。
県民との大きな意見の隔たりを抱えたまま、県教委は、10月の最終答申、今年度中の計画策定、2014年(平成26年)からの実施をめざしています。

○練木恵子県議団長の談話

県民や地域の声を無視した内容で、許されない。総合選抜制度や16の学区は、これまで「15の春を泣かせない」等、受験競争をやめさせる運動のなかで、確立した制度。今回の学区拡大は、全国の学区撤廃の流れや、「交通や生活圏の変化」「生徒の選択を広げる」という理由づけで強行しようとしているが、長距離通学の負担増や、エリート校のみが生き残る心配がいっそう広がるもので、逆流である。

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