子ども医療 助成・無料化が拡大
兵庫では、党県議団をはじめ日本共産党の奮闘で、子ども医療費の助成拡充・無料化が前進しています。 日本共産党は、県民の切実な願いであり全国でも広がっている「通院・入院とも中3まで医療費無料化」を掲げ、「こども署名」を2006年秋から民主勢力とともにとりくみ、国政・地方選挙でも常に訴えるなど、一貫して世論を喚起。党県議団は先頭に立って、県の制度として中3までの無料化を条例提案したり、毎年の予算組み替え案でも盛り込むなど、くり返し訴えてきました。 こうした努力が県や市町を動かします。 県は06年9月の時点では「本県の制度は少子対策として大きな役割を果たしている。引き続きこの制度を維持する」(県知事)と助成拡充を否定していましたが、07年度に助成制度(自己負担あり)の対象を就学前から小3までに拡大。10年度からは入院の助成が中3まで拡大しました。 また、県制度に上乗せした市町の無料化が大きく広がり、06年度は、通院で小学生を無料にしていたのは1市(小3まで)だけでしたが、10年度は9市4町に。うち西宮市、小野市、福崎町は中3まで無料です。入院は中3まで無料が1町でしたが、いまは18市6町に達しました。 (赤旗新聞掲載より) |