後期高齢者医療制度の廃止の請願採択を
28日、杉本ちさと県議の請願討論
28日、兵庫県議会で、杉本ちさと県議が請願討論をおこないました。 杉本県議は、後期高齢者医療制度は、国民から批判も強く、世界でも類のない差別医療であるとして、廃止を求める請願の採択を主張。「4年後に新制度に移行する」とした鳩山新政権の対応を批判しました。自民・民主・公明は「不採択」を主張しましたが、反対討論にたった民主党は、「問題の多い制度であるが、安易に従前の制度にもどすのでなく、新制度を国で検討している」とのべました。 また、高校授業料の無償化を来年度から実施するよう求める請願にたいして、杉本県議は「世界で常識となっている高校授業料無償化で、政府を後押しすることになる」と採択を主張しましたが、公明が賛成し、自民・民主が反対。ここでも民主党は「すでに政府で明確な方針を出しており、時期を失している」と採択に反対。最低保障年金の創設を求める請願にも、「創設は必要だが、財源は大企業や高額所得者に求めるものではなく、一体的な改革で」と反対しました。 その他、県「新行革プラン」の中止の請願には、自民・民主・公明が反対しました。 |