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2009年04月10日

299回予算県議会を終えて

ねりき恵子県議団長が談話

 経済危機の影響が大きく広がる中の兵庫県の予算議会。日本共産党兵庫県会議員団は、いまこそ「外需依存から内需重視へ」「大企業優遇の誤りをただす」県予算に転換し、「新行革プランによる福祉医療の改悪の撤回・凍結」を求めて質問や提案をおこないました。
 新町美千代県議は一般質問で、窓口で医療費を払えない困窮者のための無料低額診療など医療のセーフティーネット確立を求めました。格差と貧困が広がり、教育の機会均等の観点から生活面も含め、こどもの発達を支えるため中学校卒業までの少人数学級の実現を求めました。
 「期間工切り」をはじめたパナソニックプラズマ尼崎工場の問題では、「知事が本社に出向いて、雇用を守るよう要請を」と迫り、知事に「検討」を約束させました。
 予算特別委員会では星原幸代県議が、福祉医療や県立病院の充実、地球温暖化対策強化、県営住宅の家賃問題、中学校給食の支援などを求めました。
 また、9年連続となる予算組替えを提案しました。大企業向け補助金や公共事業の削減で130億円の財源をうみ出し、お年寄りや障害者の医療改悪をストップ。中3までの医療費無料化や少人数学級の拡大。民間住宅のバリアフリー・耐震化を抜本的に拡充し、太陽光発電をすすめる制度の創設等を提案しました。自民、公明、民主等の与党会派は、「福祉医療の差し戻しは論外」などと反対し否決となりました。
 補正予算では「塩漬け土地」を追及しました。今回、新たに特別会計をつくり、利用の目途もない山林に県民の税金を投入することや、15億円で買い戻した山林(たつの市)が、わが党の独自調査で過去の企業所有や購入した経緯に疑問があり反対しました。
 杉本ちさと県議も、流域下水道など不要不急の事業を追及しました。
 閉会日に、井戸敏三知事が、三選の出馬表明をしました。

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