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2008年12月27日

子ども医療費 広がる無料化
小野市と西宮市で4月から中学3年生まで

所得制限廃止で完全無料化を日本共産党議員団が申し入れ(西宮市)

 中学3年生までの医療費無料化を所得制限なしに実施するよう、日本共産党西宮市議団が12月19日、西宮市に申し入れました。
 西宮市の山田知市長は、昨年11月の市長選挙後の記者会見で、公約に掲げたものの中で、中学3年生までの医療費について入院・通院ともに無料にすることを特に強調していました。
 2008年12月議会では、日本共産党の上田さち子議員が一般質問で、「2007年6月議会で、いそみ恵子議員が、中学3年生までの医療費無料化を求めたのに対し、『本市単独での実施は困難』と答弁していたが、その後のわが党の質問や市民の運動を受け、今回の市長公約になったと確信。これについては大いに評価したい」と述べ、「『県行革』で所得制限をさらに厳しくしようとしているが、むしろ、すべての子育て世代を支援するために、所得制限を撤廃すべき」と2009年度からの実施を要求。当局は、「所得制限の廃止はしない」と答弁していました。 また、新日本婦人の会西宮支部から提出されていた、所得制限をなくし、中学3年生までの医療費無料化を求める請願については、反対する会派はなく、12月議会で継続審査となりました。
 党市議団の申し入れでは、こうした経緯をあらためて指摘した上で、「中学3年生まで医療費、完全無料化」を所得制限なく実施するよう求めました。
この申し入れには、日本共産党の平野貞雄氏(兵庫7区)も同席しました。


景気悪化のもと所得制限なしで子育て世代の負担軽減(小野市)

 小野市議会12月定例会で蓬莱務市長は、景気悪化で子育て世代の負担軽減が必要だとして、現在、小学校6年までとなっている子どもの医療費無料化を09年4月から中学3年生までに延長することを表明。所得制限はなし、とりあえず3年間の実施で、その後は経済状況をみて判断するとしています。
 子ども医療費の無料化について、日本共産党議員団は、02年9月議会ではじめてとりあげ、当時ゼロ歳までだった助成を就学前までに拡充するよう求め、03年から3歳児までの拡充を実現。
 03年9月議会で私は、小学校6年生までの無料化で若い世代の転入が増えた北海道上磯町の例を紹介し、少子化対策としても大きな効果があると、再度、就学前までの拡充を求めました。同議会では財政難を理由に前向きな答弁はありませんでしたが、翌04年4月には「就学前まで」、06年には「小学校3年生まで」、07年には「6年生まで」と年ねん延長。他市に先駆けた施策として市当局もおおいに宣伝してきました。
 私たちも従来から「義務教育期間の無料化」を要求してきただけに、今回の拡充はうれしく思っています。
 また、小野市は、独居老人・高齢者世帯等の低所得世帯約800世帯にたいし、光熱費等の補助として一世帯1万円の補助を昨年に続いて支給。正月に間に合うよう職員を動員して直接届けています。(鈴垣元=小野市議)

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