「汚染米」対策を知事申し入れ
瀬戸氏、県議団(9月18日)
残留農薬や毒性カビに汚染された「事故米」が、不正に食用に転売されていた問題で18日、日本共産党の瀬戸恵子(衆院比例)と兵庫県議団は、兵庫県知事にたいし、緊急に申し入れを行いました。 県議団からは、ねりき恵子、新町みちよ、星原さちよ県議が参加。兵庫県内でも病院や高齢者・障害者施設、菓子店など62箇所も流通し、県民にも消費されていたことから、県民の安全性や健康への不安が広がっており、県として、早急に相談窓口の設置や調査、風評被害の対策などを実施することを求めました。 特に、輸入米の汚染がわかっていながら、廃棄もせず流通させた国の責任を認め、ミニマムアクセス米の「義務的」輸入の中止を国に強く求めるよう申し入れました。 瀬戸氏らは、「いま多くの県民は強い不安を覚えています。県は対策に全力をつくすべきです」と訴えました。 県当局は、「県民から相談が寄せられている」「風評被害のための菓子店の安全調査等を検討している」と答えました。 |