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2008年10月06日

こどもの保険証取り上げやめよ
県立塚口病院の存続と充実を

ねりき恵子県議の一般質問(10月1日)

 兵庫県議会で1日、日本共産党のねりき恵子議員が一般質問を行いました。
 「高すぎる国民健康保険料を親が払えず、保険証のないこどもが独自調査で判明しただけで県下に398人もいる」ことを明らかにし、国と県が保険料滞納者の多い市町に交付金カットなど制裁を与え、預貯金差し押さえなど保険料取り立てを進めていることを批判。こどもからの保険証取り上げはただちにやめさせるよう求めました。
 県が「新行革プラン」で示した県立塚口病院(尼崎市)の移転・廃止案について、地域医療や小児救急を担う同病院がなくなれば「命にかかわる」と、7万4000筆もの反対署名が提出されたことを重く受け止め、採算優先でなく、公立病院として存続・充実するよう求めました。
 廃止されたのじぎく療育センターを利用していた重度障害児たちが、県が「新しい施設で機能を維持する」との約束を守っていないために、入院や必要な医療、訓練などを受けられず行き場を失っている問題で県の責任を追及しました。
 県は国保の問題で「(制裁は)必要な措置」とのべましたが、再答弁で「きめ細かな対応をするよう助言」とのべました。

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