「行革調査特別委員会」で意見表明 「県民にいっそうの負担と犠牲を負わせる」と強く批判
5日、杉本ちさと県議
日本共産党の杉本ちさと県議は5日、県議会・「行革特別委員会」で、意見表明をおこないました。 杉本県議は「新行革プランは、県民にいっそうの負担と犠牲を負わせるもの」と批判。「3割の人員削減ありき」の保健所や県税・農業・土木の事務所の縮小案は、肥大化した公共事業のツケを県職員削減や県民サービス低下で乗り切ろうとするものと反対しました。 県立塚口病院の廃止、尼崎病院への統合案に対しては、「存続と充実を求める会」の市民の切実な声を紹介し、反対を表明。「歳出削減を優先した県立病院改革」でなく、県民の命と地域医療をささえるよう求めました。 一方、不要・不急の事業の見直しが不十分と指摘。播磨科学公園都市等を今後事業拡大せず、きっぱりと中止することや、淡路のホテル経営など、必要性に疑問のある「箱もの」事業の見直し、3000ヘクタールもの広大な未利用地の総括と反省を求めました。 他党は、「一定の評価をする。今後も着実な取組みを」(自民)、「より十分な協議を」(民主)、「職員のコスト意識を」(公明)など、「行革」促進の意見表明を行いました。 |