神戸、都賀川増水で調査、「警報装置なかった」
山下参院議員、県・消防署から聴取
神戸市灘区の都賀川が増水し4人が死亡した事故で、日本共産党の山下芳生参院議員は29日、現地調査をおこない、事故原因と対策について兵庫県と神戸市灘消防署を訪問れ、聴取しました。
山下氏は、都賀川の構造が雨が降ると一気に増水する危険性を指摘し、河川整備や川で遊ぶ子どもたちや市民の安全対策について質問しました。
兵庫県河川整備課の小林徹副課長は、看板やパンフレットなどで周知していること、増水の危険を知らせるサイレンが上流にダムなどがある場所にだけ設置され都賀川にはないこと、六甲山の南側では新湊川だけに設置されていることなど説明。「今後どうするか検討できていない」とのべました。 灘消防署では、警報発令時に監視カメラなどで確認することになっていたが、火事で出払って対応できなかったことが報告されました。
山下氏は、「予想を超える事態と言って逃げては教訓にならず、なぜ防げなかったのか考えなければいけない。国政でもいかしていきたい」とのべました。
調査には、ねりき恵子県議、新町みちよ県議、瀬戸恵子、味口としゆき、堀内照文も参加しました。 リンク先(山下よしきホームページ) ⇒http://www.yamashita-yoshiki.jp/column/column/1217374950.html |