8年連続の予算組替えを提案
17日、ねりき恵子県議(予算特別委員会)
17日、兵庫県議会、予算特別委員会で、日本共産党兵庫県議団は、8年連続となる予算組み替え提案を行いました。 ねりき恵子県議は、来年度の県予算は、「新行革プラン」(07年〜17年)の初年度として、様々な市町負担増や県民サービス削減がされる一方、手厚すぎる大企業向け補助金や道路関係の過大な予算等が見直されていないとして、県民の暮らしを応援する予算組替え案を提案しました。 与党会派・無所属議員は、「長寿祝い金や妊婦健診等の差し戻しは論外」(自民)、「知事予算は適切」(民主)「(共産党案は)『新行革プラン』を根底から覆すもの」(公明)と述べて、知事提案予算に賛成し、日本共産党案を否決しました。 予算組み替え案の主な内容は、新名神・播磨臨海地域道路調査などの不要・不急の公共事業や大企業優遇などの予算を削り、長寿祝い金等改悪された福祉の予算などを元にもどすために11億円、後期高齢者の負担軽減や救急医療の充実、障害者の施設利用料や医療費を無料にするために22億円、子育て支援として、子どもの医療費を中学校卒業まで無料にし、35人学級を中学1年生で実施するため等に77億円、正規雇用や中小企業のための予算に10億円等、合わせて121億円を県民のために組み替えています。 |