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2007年12月11日

姫路市、県立姫路循環器病センターを訪問
救急医療体制の実態を聞く

ねりき・杉本県議が、金田氏、姫路市議団とともに

クリックで大きな写真を表示 6日に兵庫県姫路市内の自宅で倒れた男性(66)が17の病院に受け入れを拒否され死亡した事件で、日本共産党は11日、市内の医療機関と姫路市消防局から実態を聞き取り、姫路市長と議長に救急医療体制の充実を要望しました。
 金田みねお(衆院比例近畿ブロック)は、姫路市議団の大脇、谷川、森市議とともに、姫路市消防局を訪問。「これまでも18回から23回も受け入れ拒否されたケースが3例ある」(大和裕史消防局長)、「受け入れる病院の医師不足が原因ではないか」と、姫路市救急医療の実態を聞きました。
 救急の輪番制の崩壊が問題となるなか、播磨地域の救命救急センターを担う兵庫県立姫路循環器病センターには、杉本ちさと、ねりき恵子両県議が、大脇、谷川市議とともに、金田氏が訪れました。
 応対した梶谷定志副院長・同センター長は、救急体制の維持負担や医師不足のせいで二次救急を担う病院が減ってきたことを指摘し、「こうした事態には以前から危機感をもっていた」と言います。
 一年前まで7名いた麻酔科医が現在は1名しかおらず、夜間の脳手術への対応が難しい現状を認め、「いま、がけっぷちの状態です。医師が減ると残った医師に負担が増えて、またやめてしまいます。政治の力が絶対大事です。いくら医師ががんばろうと思っても、金と人を増やさないとどうにもなりません」と語りました。

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