少子化対策、姫路観対策などで一般質問(杉本議員)
三月一日兵庫県議会で杉本ちさと議員が少子化対策、姫路観対策、環境問題、姫路女性殺人事件などで一般質問をおこないました。 少子化対策として、何よりも青年の安定した雇用をを拡大することは喫緊の課題。県として、正規の雇用を拡大する施策を求めましたが、知事は正規雇用拡大に努めるとしながらも、「派遣は新しい働き方と認識している」と青年の厳しさを無視した答弁でした。 環境問題では、にしはりま環境事務組合のごみ処理計画は合併にともない合理性がなくなっている。白紙に戻すべきと主張しました。 また、東芝太子工場や新日鐵広畑製鐵所から有害物質が発見された事実を示し、企業の社会的責任を果たさせ、県の指導、監督をと知事にせまりました。 杉本議員は、二月十二日付日曜版でも紹介された姫路二女性殺害事件の再捜査、再捜索を求めました。 この事件は、昨年姫路に住む23歳の女性が友人とともに相生市の覚醒剤使用の男の自宅で殺害されたものです。 初動の対応が不充分であったこと。捜査が充分でなく、遺体の一部しか見つかっておらず、殺害現場の犯人宅の捜索も充分にしていない点などを指摘。再捜査するべきと県警本部長に迫りましたが、「公判中であり、捜査は終わった」との見解を繰り返すだけでした。 傍聴していたご遺族からは怒りの声があがっていました。 また、世界遺産である姫路城を生かした観光施策の充実については、「映画やテレビの撮影を誘致するなど、姫路の魅力を生かした観光に勤める」と積極的な答弁でした。 |