交通安全協会への委託料が、警察OB天下りの退職金に
杉本県議(12月9日、決算・公安委員会)
決算特別委員会公安委員会審査で9日、日本共産党の杉本ちさと県議が、運転免許更新時に会費を集めている県交通安全協会の会計が県民から不信を抱かれている問題で質問しました。 杉本県議は、県交通安全協会に、県が免許更新時講習、原付講習、更新窓口受付等の事務等を委託し、税金から支払っている7億8500万円の委託料の使途について追及。 委託料の積算は、業務に必要な経費に限られ、退職金は含まれないにもかかわらず、交通安全協会の決算書では委託料の中から職員への退職金や退職金引当金が支払われていることを指摘。県と協会の契約から見てもおかしいとのべました。 また、県交通安全協会の職員の半分以上が県警からの「天下り」でその多くが幹部OBである実態を指摘。県警で退職金を一度受け取ったOBが天下り先からも受け取り、しかも委託料からも支払われているとなれば県民の納得は得られないとのべ、県警OBへの退職金廃止を求めました。
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