県政懇談会を開催
ねりき政調会長が報告し、各団体と意見交換
日本共産党兵庫県議団は12日、来年度予算編成を前に、神戸市内で県政懇談会を開催、27団体・47人が参加しました。 中村まさひろ団長があいさつ、ねりき恵子政調会長が報告を行いました。 ねりき県議は、6月の知事選挙や議会論戦を通じてあらわになった、開発優先・くらし切捨ての現県政の特徴を報告。介護保険改悪や障害者「自立支援」法、県の福祉医療削減など負担押しつけが続く中、福祉・医療充実や少人数学級実現などを求める県議団の活動と県民の運動に押されて与党会派にも変化が生まれていることを紹介し、運動を強めて要求を実現しようと呼びかけました。 さらに被害が深刻なアスベスト問題での取り組みと成果を報告、今後の課題を明らかにしました。 参加者からは「アスベスト問題でセンターを立ち上げ相談が相次いでいる。県の体制をさらに充実してほしい」「障害者『自立支援』法の成立で、作業所で五千円の工賃を手にするために一、二万円の利用料を払わなければならない」「国民健康保険料の滞納で財産差押えも起こっている」「県の施設を標的にした米軍の低空飛行が行われている」など、各分野から実態や要望が次々に出され、活発な意見交換を行いました。
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