被災者生活再建支援法が改善

昨年の台風・水害から対象に

９月４日付「兵庫民報」より

　このほど、災害被災者の再建を支援するために「被災者生活再建支援制度」（最高３００万円）の支援金の規定が改善され、生活関係経費の経費区分の廃止と概算払（前払い）の限度額が拡大されました。これは、被災者や日本共産党の要求で改善されたものです。
　適用は、昨年度（０４年）からの台風、水害や地震災害に見舞われた被災者が適用されることになりました。
　主な、改善点は、生活関係経費が最大１００万円はかわりませんが、これまで最高額が物品購入費としてテレビ、冷蔵庫など５５万円、エアコン３０万円、引っ越し費用１５万円など制限がなくなりました。
　また、今回から、「ベット」も寝具として支給対象となりました。
　前払い制度についてもこれまでの最大１８５万円から３００万円になりました。今後は、支援金を５００万円以上にすることなど抜本改善が強く求められています。

⇒内閣府防災担当のホームページ
http://www.bousai.go.jp/index.html
「最近の主なトピックス」の「２００５年６月」にある
「被災者生活再建支援法施行令の一部を改正する政令案について」