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2005年06月09日

283県議会 毛利りん代表質問

県民に背をむける県知事の姿勢が浮き彫りに

 兵庫県議会で三日、日本共産党の毛利りん議員が代表質問し、知事選挙を目前に知事の政治姿勢をただしました。
 毛利議員は、JR脱線事故で、県民の安全を守るべき県が、対策を支援にとどめ、情報収集や医療チームの派遣など自ら決めた防災計画さえ実行しなかったことを厳しく批判しました。
 現県政が、福祉・教育削減で九年間で千三百六十億円もの県民負担増の一方、「震災復興事業」の名で「神戸空港」「関空二期」など関係ないむだな公共事業に十兆円近くを投じ、今も投資事業枠三千四百億円を維持していると指摘。
 鋼鉄製橋梁工事の県の発注について、五年間の契約額九十七億円のうち九十三億円を談合組織とされる「K会」「A会」メンバー企業が受注し、入札業者全てがメンバーの工事では平均落札率が九十四.七%という異常な実態を暴露。県民の損害は十年間で四十数億円に上るとのべ、知事に調査を求めました。
 福祉医療費助成削減の七月実施を決めた知事を厳しく批判し、一般会計予算の〇.二%で現行制度は守れると改悪中止を要求。むだ遣いをしながら財政を理由に少人数学級を拒む知事を厳しく批判しました。
 知事は、談合の調査すら拒み、福祉医療改悪中止や乳幼児医療無料化、少人数学級拡充も拒否、「自衛隊の存在を明確にすべき」と事実上憲法九条改悪を主張するなど反県民の姿勢が浮き彫りになりました。

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