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2005年06月03日

一宮町森林組合、木材業者から訴え

宍粟市で金田峰生さん(県民が主人公の会・常任幹事)

クリックで大きな写真を表示 7月3日投票の兵庫県知事選挙をたたかう「県民が主人公の県政をつくる会」の金田峰生常任幹事(日本共産党前県議)は3日、宍粟市で、一宮町森林組合や市内の木材業者らと懇談しました。
 宍粟市は、昨年の台風災害で甚大な風倒木被害を受けました。一宮町森林組合の役員は、被害金額はわかっているだけで4億4200万円にのぼり、「被害規模はまだ広がると思う」「復旧には3年以上かかるのではないか」など深刻な実態を語りました。金田さんは、「山には環境保全など個人財産の枠を超えた社会的価値がある」と指摘。融資しかない県の支援策を批判し、補助金などでの支援は可能なはずだとのべました。
 また、木材需要全体が減っているなどの訴えに金田さんは、「木材市場の開拓や需要への対応などの工夫を応援し、林業後継者の育成にとりくみたい」と語りました。
 続いて、市内の木材業者らと幅広く意見交換。「県産材のよさをPRするなど需要を喚起する施策が必要」「環境保全からも行政は山を守る真剣な努力を」など要望や意見が相次ぎました。
 金田候補は、「みなさんの努力を応援する施策を実現したい」と決意をのべました。
 この日の行動には、山根昇、岡前治生、山下由美の各宍粟市議が参加しました。

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