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2005年03月29日

「震災復興10周年にあたっての決議案」について発言

282回本会議で筒井もとじ県議

クリックで大きな写真を表示 3月29日の兵庫県議会本会議で、日本共産党の筒井もとじ県議が、「震災復興10周年にあたっての決議案」について、討論を行いました。

 筒井県議は、「県が被災者支援を縮小・廃止する流れのなか、議会は追認でなく支援強化こそ求めるべき」と気迫を込めて訴えました。

 兵庫県は、震災復興本部を廃止し、被災中小企業向けの災害復旧融資などは、国に延長を求めず打ち切りを決めるなど、10年を区切りに次々と支援策を縮小・廃止しています。

 筒井県議は、与党会派から出された「震災復興10周年の決議案」は、本部廃止を追認し、被災者の現状を「平静を取り戻しつつある」などと実態とかけ離れたものとなっており、震災対策を「共済制度」に矮小化していることを批判。

 討論直後、井戸敏三知事が、7月の知事選挙に出馬表明を行いました。被災者支援が中心でなく、「創造的復興」と開発優先の復興計画をすすめてきた知事の出馬表明は、被災者の思いを代弁した日本共産党の討論と、鮮やかな違いを浮き彫りにしました。

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