大企業優遇の産業施策など、新年度予算の議案反対討論
282回本会議で毛利りん県議
3月25日兵庫県議会本会議で毛利りん議員は、上程されている新年度予算75議案のうち31議案に反対し討論を行いました。
毛利議員は、阪神大震災から10年の節目の予算であるのに、復興予算を縮小していること。福祉医療の予算削減や少人数学級の拡大を拒んでいることを厳しく批判しました。
また毛利議員は、産業施策も大企業へは優遇策が講じられているにもかかわらず、中小企業への支援は小さいこと。 リストラが進む中、パートや派遣などの非正規雇用が県内労働者の四分の一を占める上、完全失業率は全国ワースト6位と依然として深刻な状況を示しその実態を改善する予算ことになっていないと指摘。
公共事業も不要不急の無駄なものは止めて、生活道路を改修すること。治水対策もダムよりも堤防補強などの河川改修に力を入れること。投資額の抑制や効果的な活用にもっと努力と英知を集めるべきと厳しく指摘しました。
毛利議員は「県民緑税」の導入は、県民合意もなく、負担増を押しるため、反対しました。
また「芸術文化センター」や「こころのケアーセンター」は民間の管理者に指定することは問題であり、本来県が行うべきと指摘しました。 |