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2005年03月15日

災害復旧支援融資は「延長」措置の再度申し入れを

予算特別委員会産業労働部審査で杉本ちさと県議

 杉本ちさと議員は、3月15日兵庫県議会予算委員会、産業労働部の審査を行いました。
 杉本議員は、災害復旧支援融資は、10年を経過してもまだ、半数以上の被災者が完了していない。この現状を含め、国に「延長」措置を再度申し入れるべきと迫りました。
 答弁にたった産業労働部長は「8割の方が返済している」と実態とは違った答弁をおこない被災業者の大変な状況を無視する態度でした。
 また、杉本議員は台風被災業者に対する融資についてもメニューは沢山作ってはいるが、「地場産業振興貸付金」のうちカバン業者を対象にしたミシンの貸与事業は実績はゼロ。また「災害は別枠」と言いながら、実態は何度足を運んでも借りることが出来なかったという相談が相次いでいると指摘。
 融資実態も目標の6割で、県の融資制度なのに保証協会や金融機関に丸投げし、県民との接点をもたないところに制度の不備や誤算がでる原因になっていること。実質的に使いやすいものにするためにも、県が責任をもって直接融資の受けつけや、相談できる「窓口」の創設をすべきことを強く求めました。

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